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ロシアの侵攻を受けるウクライナの首都キーウで17日、ゼレンスキー大統領が更迭したフェドロフ前国防相の支持者数千人が、更迭撤回を求めて抗議デモを実施した。現役軍人も参加し、「国民の声に従え」とシュプレヒコールを上げ、フェドロフ氏と対立したシルスキー軍総司令官を強く批判した。デモは16日から2日連続で行われ、混乱が続いている。
ウクライナ北部に展開する内務省傘下の部隊に所属するアレクザンダー・ゴロゴフスキさん(45)は休暇を取ってデモに参加した。彼はフェドロフ氏が無人機を積極的に戦闘に導入し、兵士の被害を大幅に減らしたと評価した。
ゴロゴフスキさんは「フェドロフ氏はウクライナを変革した」と述べ、前国防相のリーダーシップによって戦況も改善されたと強調。その上で「更迭する理由は全くない」と訴え、ゼレンスキー政権の決断に疑問を呈した。
一方、シルスキー氏については軍事作戦を成功させた功績があると認めつつ、「マイクロマネジメント(細かな管理)をしすぎる」と批判。総司令官として「もっと適任な人物は大勢いる」と述べ、軍内部の不満が表面化した形だ。
フェドロフ前国防相の更迭を巡る混乱は続いており、今後の政局や戦況への影響が懸念されている。(共同)